見るだけでも楽しめる!? 大井川鐵道でトーマスに会った感想とおすすめの回り方

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こんにちは、Kennyです!

2歳になったばかりの息子と大井川鐵道を走るトーマスを見てきました!

念願のリアルトーマスとのご対面だったのですが、やはり実際に行って会うまでは

・どこに何時頃行けばより楽しめるのか、当日の回り方が分からない

・混雑状況や交通手段は?

・トーマスに乗ったらどう楽しめるのか、乗らなくても楽しめるか

・どうしたら多くのキャラクターと会えるか


・乗車券は必ず予約しないと乗れないのか

といった不安や心配事が最後まで付き纏っていました

そんな私と同じような悩みをこの記事では解決しますので、

是非最後まで読んでみてください!

Kenny
Kenny

もちろん大井川鐵道のトーマスを知らない方にも分かる内容になっています!

大井川鐵道のトーマスとは

大井川鐵道は、静岡県島田市を中心にレトロな電車やトロッコ列車、蒸気機関車までもが走っている鉄道です
名前の通り、大井川に沿って走ることが多いので、珍しい乗り物に乗りながら同時に大自然も楽しめるのが特徴です

そんな鉄道をなんとあの世界一有名な機関車、トーマスが走っているのです!
そして、その期間中はトーマスの仲間たちも特定の駅に登場し、会うことができるのです!

トーマスの他にもバスのバーティーバルジー、2022年からはトビーがトーマス同様に鉄道を走る仲間として、2024年からはニアも新金谷駅の構内を走る仲間として加わったりと、少しずつ乗れるキャラクターも増えています

トーマスたちに会える時期

残念ながら、トーマスは1年中いつでも会えるわけではなく、運転期間が決まっていて、主に初夏〜クリスマスにのみトーマスやその仲間たちに会えます!

Kenny
Kenny

それ以外の時期はトーマスたちが暮らすソドー島に帰っているそうです

※ただし、

・2023年は4月29日〜12月25日

・2024年は6月8日〜12月25日

と毎年運行時期が変わっています

また、期間中もいつでも乗れるわけでもなく、トーマス号、トビー号共に運転日が決まっておりますので、行く前に必ずHPをご確認ください!
(期間中の月、金、土、日曜日が運転日になっていることが多いです)

大井川鐵道公式のHPはこちら

【トーマス情報】きかんしゃトーマス号 運転日決定! | 大井川鐵道【公式】

期間中に会えるキャラクターたち

キャラクターに会える駅が主に3つあり、それぞれで会えるキャラクターが異なります

各駅で会えるキャラクターをまとめてみました

※2024年現在の情報です

新金谷駅

トーマス(※)、フリン、ウィンストン、ニア、バーティー(※)、バルジー(※)

※日にちや時間帯によっては会えない場合もございます

千頭駅

トビー(※)、パーシー、ヒロ、ジェームス

※日にちや時間帯によっては会えない場合もございます

川根両国駅

ラスティ、いじわる貨車、いたずら貨車

トビー号から見れるラスティー、いたずら貨車・いじわる貨車

乗り物になっているキャラクター

全13体のキャラクターのうち、2024年現在乗り物になっているキャラクターは

・トーマス → 新金谷駅〜川根温泉笹間渡駅間を走る蒸気機関車

・トビー → 千頭駅〜奥泉駅間を走るディーゼル機関車

・ニア → 新金谷駅構内と隣接するトーマスフェア内を走るロコトレイン

・バーティー →新金谷駅〜家山駅間を走るバス

・バルジー → 静岡駅〜新金谷駅間を走るバス

の5体になっております

バスのバーティーと記念撮影

ちなみに以前は

ジェームスがトーマス同様に蒸気機関車として

ウィンストンが自転車のようにペダルを漕いで線路上を移動できるアトラクションとして

ラスティーが貨車を牽引して線路上を遊覧運転するアトラクションとして

乗れたようですが、後述する2022年の台風被害の影響で今日まで一部区間が不通になり、2つトーマスフェアのメイン会場である新金谷駅と千頭駅が線路で繋がらなくなってしまったことで状況が一変してしまい、2024年現在は会うだけ、となってしまっているようです

Kenny
Kenny

またいつか乗れるようになるといいですよね!

大井川鐵道の現状

2022年の台風による自然災害で2024年現在、川根温泉笹間渡駅から千頭駅までの区間が不通になってしまっています

全線復旧を目指しているものの、復旧費用が22億円程度かかると言われており、残念ながら運営会社だけの自力では復旧はほとんど不可能な状況のようです…

ただそんな中、一部区間(家山〜川根温泉笹間渡駅)が運転再開したり、静岡県が早期復旧に向けて支援していく方針を示したりしているので、今後の動向に期待したいところです!

キャラクターの運転区間

2022年の災害以降から、トーマス号の運転区間が変わりました

以前は新金谷駅〜千頭駅でしたが、現在はこのようになっています

青の矢印がトーマス、オレンジがトビーの運転区間

・トーマス号
新金谷駅↔︎川根温泉笹間渡駅を1日2便(7、8月は3便)往復します
途中で家山駅に停車するので、そこで乗降することもできます
※川根温泉笹間渡駅では乗降できません

乗車券は全3種
 ・往復乗車券
   新金谷駅→川根温泉笹間渡駅→家山駅→新金谷駅
 ・半往復乗車券
   新金谷駅→川根温泉笹間渡駅→家山駅
 ・片道乗車券
   家山駅→新金谷駅

・トビー号
千頭駅↔︎奥泉駅を1日2便往復します
※奥泉駅では乗降できません

・バーティー
ツアーに参加する必要あり

・新金谷駅→道の駅 川根温泉→家山駅
・家山駅→新金谷駅

・バルジー
ツアーに参加する必要あり

・静岡駅または浜松駅↔︎新金谷駅
・静岡駅→新金谷駅、家山駅→川根温泉ホテル→千頭駅→新金谷駅→静岡駅

キャラクターに乗る方法

・トーマス
ローソンチケット、またはアソビュー!で購入できます
ただし、

ローソンチケットは抽選販売と乗車日20~4日前の先着順販売の2パターン
(ローソンチケットでの購入の場合はトーマスフェア新金谷メイン会場入場券付)

アソビュー!は新金谷駅↔︎家山駅往復乗車の場合、往路(新金谷発)と復路(家山発)それぞれ購入する必要有

なので、ご注意ください

・トビー
アソビュー!で購入できます

尚、トーマス、トビーは席が空いていれば当日券の販売もありますので、チケットを買い忘れてしまった方、最後まで乗るか悩まれる方も乗れるチャンスがあるかもしれません!
ちなみに、私が行ったときはトーマス、トビーのいずれの便も当日券販売してました!

・バーティー、バルジー

バーティー、バルジーはツアー限定です
当日現地でチケットを購入することはできないので、もしどちらかに乗ることを検討中でしたら、以下のツアー運営HPをご確認ください!
※(株)大鉄アドバンスという大井川鐵道(株)の関連会社のオリジナルツアーでのみ乗れます

トーマス、トビーにも乗れるパッケージもあるようなので、気になる方は確認してみてください!

・ニア
後述してますので、こちらからご確認ください!

トーマスフェア

トーマスの運転期間中に合わせて開催されているトーマスフェア

会場は新金谷駅、千頭駅の2ヶ所にあります

2024年現在は新金谷がメイン会場、千頭がサテライト会場として開催されています

それぞれ会場に入るために入場料がかかり、

新金谷メイン会場は400円、千頭サテライト会場は150円となっています

ただし、トーマス号、トビー号に乗る場合、トーマス号の入場券付きチケットを購入されている方はメイン会場については不要、トビー号は乗車券で千頭サテライト会場に入れるので不要になります

また、それぞれベビーカーを置くエリアもありましたので、ご安心ください

千頭サテライト会場

パーシー、ヒロ、ジェームスに会うことができます

パーシー、ヒロは中に入ることができ、話しかけてくれます

ジェームスはもともと蒸気機関車として実際に使われていたものなので、先の2体と異なり話すことも中に入ることもできないですが、3体の機関車が横並びしている姿は壮観です

以前はここでラスティーやウィンストンに乗ることができ、トーマスも千頭駅まで走ってたので、トーマス、ジェームス、ヒロ、パーシーの4体横並びもみれたみたいです

いつかまた千頭駅までトーマスが走るようになるといいですね…!

パーシー、ヒロ、ジェームス これを見れるだけで大満足です

新金谷メイン会場

トーマスフェア メイン会場のエリアマップ

大きく分けて5つのアトラクションがあります

転車台

トーマスが転車台に乗って回る姿を間近で見ることができます

1周するので、360°どこから見ても問題ありません!

トーマス号に乗らない方はここがトーマスと近くで写真を撮れるチャンスでもあります

転車台で回っているトーマス

ニアのロコトレイン

2024年7月から登場したニアの遊覧車です

新金谷駅構内、トーマスフェア会場内に描かれた線路の上をゆっくり走るニアに乗れます

ニアが話したり、トーマスのテーマを聞いたりして乗りながら楽しめます

ただし、運転時間が

9:00〜12:40,13:30〜16:00

となっており、お昼休みがあるのと

トーマスが新金谷駅で転車イベントをしている間は休止していますので、ご注意ください

とはいえそこまで気にするほど運転時間が限定されているわけではないのでそこまで気にしなくても大丈夫です!

※ニアはトーマスフェアの会場に入らなくても乗れます

一周300円(3歳以上)
所要時間はおおよそ5分程度です

新金谷駅構内〜トーマスフェア内を走るニア

バッテリーカー

バッテリーカーに乗ってエリア内を走ることができます

バッテリーカーはトーマス、パーシー、バーティーの計3台あり、乗ると必ずキャラクターカードがランダムで1枚もらえます

バーティーのバッテリーカーはなかなかレアです!(息子はパーシーを選んでましたが)

いずれも1回200円

フリン、ウィンストン

フリン、ウィンストンと一緒に写真が撮れます!

フリンは消防車らしく、ミストですがしっかり水も出してます!

ウィンストンはトップハムハット卿と日付けパネルも隣に設置されているので、記念撮影にはピッタリです!

ミニSL

トーマスのミニSLに乗れます!

なんと無料です!

直線の線路を往復します

所要時間は1分程度です

その他、トーマスとはあまり関係ないですが、手回しトロッコなどのアトラクションもあります!

トーマスに乗らなくても楽しめる?

プラザロコのプラレールコーナー 他にもトーマス関連の遊び場がたくさんあります

大井川鐵道へトーマスに会いに行くとなると、一番気になるところかもしれません

やはり、金額面や拘束時間、チケットの取り方など、懸念点がある一方で折角行くなら乗ってみたい、という気持ちもあったりして、最後まで悩まれる方も多いのではないでしょうか?

実際、私も行く前まで何度も調べてしまいました…

私たちはトーマス号ではなく、トビー号には乗りましたが、実際に体験した上で結論をお伝えすると、

乗らなくても充分楽しめます!

理由は以下の通りです

理由① 乗っている間はキャラクターが見られない

キャラクターと隣接する先頭、もしくは後尾車両は移動中もキャラクターを見ながら楽しめるかもしれませんが、他の車両はカーブに差し掛かるときにたまにキャラクターが見えるくらいです

息子はそもそも乗る前に近くでたくさん見れるので、乗る頃にはキャラクターを見ることに飽きてました。笑

理由② 飽きてしまう

トーマス号はおよそ60分、または90分

トビー号はおよそ60分

乗り続けなければならず、途中下車もできません

特に飽きの早い小さな子どもには長く感じるかもしれません

また、結局乗ることが目的になってしまうので、乗った時点がピーク、その後は特に主体的にできることない為、飽きてしまいがちです

いくらトーマスが好きだといっても、色んなことをしたがる時期の子どもにはこれが一番辛いかもしれません…

息子も途中から私との格闘で時間を潰してました笑

新金谷駅には先述したトーマスフェアのほか、『プラザロコ』という施設もあり、そこではお土産売り場だけでなく、トーマスの木製おもちゃ、プラレール、アーケードゲームなどで遊べるスペースもあるので、子どもが主体的に遊んで楽しめるという点においては、そちらの方が最適です

理由③ 設備がない、もしくは古い

トビー号はトイレがなく、トーマス号も多くはなく、古いトイレなので、事前に済ましておかないと我慢に注力してしまうことになりかねません

その点、小さい子どもはむしろオムツを履いているのでまだ安心です

また、空調設備もないので、寒暖期は少し辛いかもしれません

現状、トーマス号は扇風機しかないので、保冷剤を乗る前に配布しているようですが、昨今の暑さに太刀打ちするには厳しいものがあります

私たちは夏に乗ったので、窓を開けて暑さを凌いでいたのですが、途中雨が降ってきて窓を閉めざるをえず、汗だくになってました…

※トーマスは冷房設置に向けて検討しているようなので、今後つくかもしれません!

客車連結前のトビー号

これだと悪い印象ばかり持ってしまうかもしれませんが、決して『乗らない方が良い』、というわけではございません!

むしろ逆に乗って良い点ももちろんあります!

私たちはトビー号にしか乗らなかったですが、乗れて良かった部分はトーマス号にも共通する部分があると思うので、いくつかご紹介します

乗って良かった点① 子どもの思い出になる

トーマスたちに乗った!という事実が子どもには何より最高の思い出になるのは間違いないです!

正直これだけで乗る判断をするには充分だと思います!

トーマス号に乗る時の子供たちのはしゃいでいる姿は外から見てみても微笑ましい光景でした

乗って良かった点②  楽しめる工夫がされている

車内にキャラクターの装飾があるのはもちろんのこと、キャラクターたちが車内放送で乗客に話しかけたり、トーマスにまつわる問題を出してくれたり、乗車中に他のキャラクターが外に見れたり、と子どもを楽しませるための仕掛けが随所に施されています!

機関車は本来移動手段であって、テーマパークのように楽しさを提供するものではないですが、それでもここまで楽しみ要素を盛り込めるのは、『きかんしゃトーマス』に乗れるという子どもの夢を叶える場を与えてくれた大井川鐵道ならではで、さすがだと思いました!

乗って良かった点③ 圧巻の景色

茶畑の側や自然の中だけでなく、大井川を横断して走るので、普段見ることのできない景色を堪能することができます

特に大井川の美しさは圧巻です!

機関車に乗りながら風景を家族で楽しむこの時間は子供だけでなく、大人にもきっと良い思い出になるはずです!

大井川の景色 壮大な景色に心を奪われます…!

総括すると、乗らずに大井川を横断する鉄橋を渡ったり、踏切を走ったりするトーマスを見るだけでも充分楽しめるので、乗らない選択肢もアリです!

ただ、あくまでも主役は子どもですので、子どもの意思や趣味・嗜好を踏まえて検討してあげてください!

おすすめの回り方

おすすめという見出しをつけつつも、楽しみ方に応じて本当に様々な回り方がある為、実際に私たちが考えて実行した回り方をお伝えするので、参考にしてみてください!

ちなみにこの回り方は

『1日で存分に楽しみながら全ての仲間たちと会える』

ことを目的にしています!

9:30~9:35 踏切近くで見たトーマス



9:00
・新金谷駅着

・バーティーがいるので、写真撮影

・トーマスフェアで遊ぶ


9:30〜9:35
・近くの踏切でトーマスを見る


9:40〜11:10
・駅に戻り、ニアに乗る

・トーマスフェアで遊ぶ

・プラザロコで遊ぶ

・駅に戻ってくるトーマスを見る


11:15〜11:30
・転車台で回るトーマスを見る
※トーマスと近くで写真を撮れるチャンス!


11:45〜13:45
・昼食

・新金谷駅から千頭駅まで移動(約1時間程度)
※新金谷駅から千頭駅までの移動する際、カーナビで調べると迂回ルートを案内される可能性があります(実際私のカーナビでは迂回ルートだけしか選べませんでした)
怪しい…と思ったらGoogleマップでも検索してみることをお勧めします!
私はGoogleマップで向かいました


14:10〜15:20
・トビーに乗ってラスティーやいたずら貨車、いじわる貨車も眺める


15:30〜16:30
・トビー、パーシー、ヒロ、ジェームスと写真撮影したり、パーシー、ヒロの中に入って楽しむ

トーマス号に乗らない方は、トーマスが駅に戻ってくるまでの間にトーマスフェアの入場券を買っておいた方が良いです!
※トーマスの転車台がトーマスフェアのエリア内にあるため、転車台に向かう時間になると、入場口に入場券を買う人の列ができてました
事前にチケットを持っていればすんなり入れ、転車台のより近くでトーマスを見れるので、おすすめです!

ちなみに、私たちはこの回り方でほぼ全てのキャラクターに会えることができましたが、1体だけは遂に会うことが叶いませんでした
それはバスのバルジーです!
バルジーはツアーが催行されていれば下記のいずれかの時間に会える可能性がありますが、催行されているツアーによって会える時間も変わるため、一番会うことが難しいです!

バルジーに会える可能性がある時間帯
・新金谷駅
①9:00頃、②12:10頃、③15:15頃、④17:20頃

・千頭駅
①13:20頃、②15:30頃

Kenny
Kenny

このレアキャラには会えればラッキーくらいに思っておいた方が良いかもしれません


関連記事

他にもトーマス関連の記事をいくつか書いておりますので、気になるものがあれば是非読んで参考にしてみてください!

・トーマスファミリーミュージカル

・トーマスステーション池袋

・おすすめの低年齢児向けトーマスおもちゃ

まとめ

大井川鐵道は確かに交通の便がよく、アクセスしやすい場所とは言い難いかもしれませんが、そもそもリアルな蒸気機関車のトーマスを乗れるのは世界でもイギリス、アメリカと日本の大井川鐵道だけです

そう考えると世界中で人気のあるトーマスに乗れる環境が身近にあってラッキーだと感じませんか?

大井川鐵道への旅行を通じてトーマス大好きな息子にこんな貴重な経験をさせてあげられるだけで幸せなことなのだと改めて実感しました

また、今回の旅行で気づいたことは、女の子も多かったことです

やはり実物大の大型キャラクターに会える機会は滅多にないので、男女関係なく、トーマスを知っているだけで充分楽しめる場所なのだと思いました!

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです

最後まで読んでいただきありがとうございました!


Kennyです!
30代、関東在住でしがない会社員をしてます。
妻と、2022年から小さな王様を加えて3人で暮らしています。
子どもの一生の楽しい思い出=”お宝”になるようなものや体験を中心に育児の情報を紹介していますので、よろしくお願いします。

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